紅葉燃える涸沢

 2010年10月11日〜12日【北アルプス】


                                                        
 2010/10/14

ブログにも書きましたが、20日前に涸沢経由で奥穂高岳に登った時は雨とガスで

景色は全く望むことが出来ませんでした。

それはそれで仕方ないと諦めていたのですが、はやり涸沢の紅葉が見たい…その思いが一気に募り

思い切って出かけることにしました。

1981年、涸沢ヒュッテに宿泊した時ギュウギュウ詰めで一睡も出来ずに苦しい思いをしました。

この時季は平日で混み合う涸沢の小屋ですが、テントを担ぎ上げるには体力がありません。。

何しろ、4日前、尾瀬の木道で滑ってく転んだ時、臀部を強打、シクシク痛み踏ん張りが効きません。


それに今回は、連休の最終日なのであの時ほどではないでしょう!?

期待と不安を持ちながら11日の5時前に自宅を出発しました。


今回はパノラマコースから涸沢に入ることにしました。

昔、下りに使ったことがあるこのコース、道はしっかりしているのですが意外に厳しく喘ぎながらの苦しいものでした。



 10月11日
                                 
          ☆クリックで拡大画像がご覧いただけます。
槍ヶ岳遠望                ダケカンバの白い幹が美しい    


やっとの思いで屏風のコルに着き、空身で耳までピストン、

あらら〜〜楽しみにしていた槍ヶ岳が見る見る雲に隠れてゆくぅ〜〜。


隠れる寸前の槍ヶ岳を遠望        梢越に見える涸沢         錦織りなす涸沢下部

パノラマコースはやはり午前中が勝負!

屏風の耳で午後2時半から3時まで粘ったものの槍ヶ岳はその後は姿を見ることはできませんでした。


ダケカンバを照らすスポットライト      涸沢ヒュッテがだいぶ近づいた

屏風方面から見ると逆光だったせいか、ぼんやり見えていた涸沢カールの紅葉、近づくと鮮やかさが際立つ。


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10月12日


05:30 朝焼けを待つ            少しだけ染まったけどそれはほんの一瞬

この季節にしては暖かい朝、奥穂へ通じるザイテングラード、北穂南稜を登るヘッドライトの灯りがちらほら見える。



期待した青空はないが、色鮮やかな錦の絨毯に息を呑む。    



この先、こんな美しい紅葉を目にする機会が巡ってくるだろうか…

撮っても撮っても撮り足りない…

立ち去るタイミングがつかめずぐずぐずしていたら、見る見る間に青い空がやってきた!!

なんとラッキーなことでしょう!!


ギザギザの前穂高が影を落とす。“影前穂”と呼びたい…      光が当たると紅葉がいっせいに輝きだす

息を呑む美しさ、なんと表現すればよいのでしょう!!


猛暑だった今年は紅葉はあまり期待できない、と言われていましたが、台風の影響がなく

10年に一度といわれるほどの見事な色づきとのこと。

私は、紅葉の涸沢を訪れたは三度目ですが、今回が一番きれいでした。




一日中眺めていたいのですが、そろそろ下山しなければなりません。

後ろ髪を引かれる思いで何度も振り返りながら横尾谷へと下っていきました。