純白のフモトスミレをシラユキフモトスミレと呼んで区別しているようですが、 私がこれまでに出会ったシラユキフモトスミレは、茎の色がやや褐色でした。 茎も葉も透き通るような緑色で、当然花色も距も真っ白な個体も存在するとのことで、 2015年の春はそのスミレに出会うのを楽しみにしていました。 ところが、気候が不順な今年は花芽が上がっておらず、開花は望めそうにありません… かなり気落ちしたのは言うまでもありませんが、来年に期待するしかありませんね! ところが、そんな中さらに美しい“斑入り”が存在しることを知り、矢も盾もたまらず出かけることにしました。 急登に耐えて、ようやくお目にかかれた小さなシラユキフモトスミレの葉には、完璧な斑入っていて美しさが際立っていました。 小さいながら存在感のある美しいスミレに出会うことができて感激でした。
2017年、さらに2019年も同時期に登りましたが、やっと咲き始めたばかりで遅くそれぞれ一輪ずつしか見ることが できませんでした。
北関東で出会ったシラユキフモトスミレは群馬県のそれより一段と小さく、よく目を凝らさなと見えないほど。 小さいながら芸術的な美しい斑入りの葉を持ち、花も純白です。 時期的に少し早すぎて、一輪だけでも見ることができれば儲けもの、 のつもりが全部で6輪も見つけることができて幸運でした。 このスミレを一度でも目にしたら、たちまち虜になること請け合いです。
|