北海道のごく一部にだけ自生する北方系のスミレです。 別名：オクヤマスミレとも呼ばれるそうで、その名のとおり山深い奥地に咲きます。 私たちが訪れた７月中旬は、ちょうど花の盛りでタニマスミレの他にもエゾコザクラなどの花々が満開で沼の周りを彩っていました。 ヒグマの出没が多い地域なので、事前にレクチャーを受けて長靴姿で入山となります。 少々甘くみていましたが、小雨降る中、残雪と雪解け水が多いこの時期に一周するの想像以上に難儀し、 長靴の中はビショビショに濡れてしまいました。 それでも、タニマスミレは他のスミレには見られない独特の色合いで何とも表現しづらい魅力的な花に出会えて大満足でした。 ＜２０１５年７月１３日＞>
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