2010年6月1日 箱根
2010/06/13
少し前までは特に区別することなく、すべてがイワカガミでしたが、
最近になって少しだけ違いが分かるようになりました^^;←ホントかな…(汗)
イワカガミの仲間には、一般的なイワカガミのほかにに日本海側に多く大きな葉を持つオオイワカガミ、
高山の雪田や雪渓の縁などを好む小さなコイワカガミ、
白い花を咲かせるヤマイワカガミなど数種類があるようです。
そのほか葉身が角ばった卵形で、鋸葉が荒く一対から5対という特徴をもつヒメイワカガミがあります。
他のイワカガミの葉が丸い形で鋸葉が細かいのに対し、ヒメイワカガミはこのように少し変わった形です。
ただし、ヒメイワカガミとは白花のことを指し、同じ葉でピンク色の花を咲かせるものをベニバナヒメイワカガミとして区別しているようです。
このベニバナヒメイワカガミの群生地が箱根にあると聞いて出かけてみることにしました。
☆クリックで拡大画像がご覧いただけます。
ベニバナヒメイワカガミは、以前、奥多摩で見たことがありますが、箱根の群落は桁違いに大きく、見ごたえがあります。
葉もみずみずしい緑色で、花の美しさを一層引き立てているように感じました。
見ごろは一週間前の5月下旬ごろだったそうですが、十分に楽しむことができました。
濃いピンクは咲き始めなのでしょうか?花色に濃淡があり、それぞれがきれいでした。
高い場所に咲いているので撮影は意外に大変です^^;
駒ケ岳ロープウェイを使って、ぐるりと一周しましたがやはり大涌谷分岐付近のこの場所が最高潮でした。
花数が多くぎっしりと密度の濃いベニバナヒメイワカガミ、いっせいに同じ方向を向き、
房のような細かい切れ込みが一段と可愛く見えますね!