かつて、桐生市の鳴神山に自生していたカッコソウは、盗掘によって姿を消してしまったのだそうです。 現在、私達は、保護地区カッコソウを愛でることができますがこれにも大きな問題な潜んでいるようです。 カッコソウはクローン繁殖で個体数を増やしていますが、このままでは
種ができず遺伝子の種類は増えないとのこと。 人の手によってどんなに株数を増やすことができても、一度ウイルスなどに感染すれば 同一種では全滅する危険があるとのこと。 野生の植物を採取することが、それだけ罪深いことなのか、改めて考えさせられました。 2008年5月4日【鳴神山】 2011年5月26日 【鳴神山】 |